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人生とは

よく、山道が人生に例えられることがある。
木々の茂る周りの見えない坂道を登り、途中見晴台で一息ついて
だんだんと周りの木々の背丈がひくくなり、岩場をのぼり、やがて頂上に着くのだと。

この考え方は嫌いではない。でも、自分は人生がいつも平坦ではない山道だと考えるのは
少なくとも「道」が見えなくてはいけないわけで、道を探すことからはじめると、
必ずしもぴんとこないところがある。
だから、こんな風に考えるのが好きだ。

人生とは、、
大きな階段を一歩一歩登るようなものである。
山の例えの、山道が「階段」に変わったぐらいの違いだが、
この階段を一歩上がるために、人は階段の中を右往左往する。
階段の中で出会う人、環境、考え方などは、その人のその状態に相応しいものとなる。
そして、ロールプレイングゲームでレベルがあがると使える呪文が増えるように、
低い段にいるときに、高い段でできる問題解決をしようとしても自分、環境的にも難しい。

どうすれば、1歩足を持ち上げて階段をあがることができるのか。
一歩足を持ち上げて次の段に挙がる方法は難しいともいえるし、優しいともいえる。
一つの階段を上がったときから、次の段に上がるために解決すべき問題は、
様々に形を変えて自分の前にあらわれる。
もしかしたら、分岐点として複数あらわれるかもしれない。
やり過ごすこともできるが、それでは段は登れない。

それに気がつかない人。気がついても解決しようとしない人は
いつまでたっても同じ段の中を彷徨うことになる。

一生、階段を登り続けなくてもいい。どこかで腰を落ち着けることになるだろう。
でも、当面、今の場所に満足していない限り、階段は登ろうとすることになるだろう。
by stafy77 | 2006-06-06 04:33 | 問題解決
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