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夢に見た場所を探す人

昔みた夢で、すごく鮮明に覚えている夢がある。
朝、起きてから思い出す夢はたいてい輪郭がはっきりしない
ぼやけたものだけれど、その夢だけは違った。

それは、ある、嵐の明け方に見た夢だった。
小鳥が囀る明るい林の中、自分は一本の道を歩いていた
その道はなだらかにカーブを描きながら緩やかな下りになっていて
道に沿ってちょっと低くなっているところに小川が流れている。
さらに歩いていくと、川には一本の石橋がかかっていて、
その石橋を渡ったところに、わらぶき屋根の民家のような建物
建物の手前の庭には、水飲み場(神社にあるお清めのコーナーのような)が
あって、その水を飲むと、とても満ち足りた気分になった…

ところで、風の音で目が覚めた。

自分は、なぜだかわからないけれど、この場所が現実に存在する…ような気がしてならないのだ。

心理学などのいろいろな文献を読めば、
夢というのは、自分の記憶をばらばらにして、そのときの精神状態で再構成した
ようなものであると書いてあるのだけれど、

どうしても、ハイキングで山に入ったり、ちょっと田舎にいったりすると
いつかみた夢の場所が実際にあるのではないだろうか………って
思ってしまう自分がいるのだ。

その場所は、きっと自分にとって大事な場所なのだろう。
実際に実在したとしても、しなかっとしても。
by stafy77 | 2004-03-03 23:13 | ひとりごと
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