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魚が飼えない我が家

魚が飼える新型トイレ | Excite エキサイト

相方の好きなもの、自分もそんなに嫌いでないものので、
我が家でいまだに実現できていないものがある。
それは、熱帯魚を飼うことだ。
相方が熱帯魚好きな証拠に我が家の玄関の片隅には
使われない水槽やポンプがあるし、実際に、ベタを飼おうと
試みたこともある。(飛び出して死なせてしまった)

我が家で熱帯魚を飼うのは非常に難しい。
それは、夏の暑さにある。
我が家は日中、人が家にいないため、締め切った部屋の中は
照りつけられた屋根を通して暖められ、夕方最初に帰った人は、
まるでサウナに突入したような気分になるのである。
いつか、最高最低温度計か、データロガー付きの温度計を
使おうと思っているのだが、推定40度は超えているだろう。

そんな中で水温だってやっぱりかなり上がり、
熱帯魚にとっては、非常に過酷な環境になってしまうのだ。
(ベタには申し訳ないことをしたと思っている)

さて、熱帯魚(金魚も含め)好きな人にとって魚は「見る」ものである。
愛玩するものでもなければ、逆に、適当な場所に置いてよいものでもない。
ある人は、部屋の電気を消して、薄暗い部屋の中で、
水槽の(水草用の)明かりを通して魚を眺め、
ポンプの音に心をゆだねることでとてもリラックスできるそうである。

トイレのタンクの場所で魚を買うという発想。
これは、閉鎖的で温度環境も過酷な飼育条件もさることながら、
前述の「眺める」行為を無視するものである。
便座に腰を降ろし、用を足すときに魚で和めたら、リラックス出来てよいのかも
しれないが、残念ながら、たいていの人はタンクに背を向けて便座に腰を降ろす。

背中の向こうの魚たちは、人に何もしてくれない。と思う。

トイレはもっとエキサイティングな場所であるべきである。

※関連トラックバック トイレの蓋を開けるとき
by stafy77 | 2007-01-13 01:38 | ひとりごと
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