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最後に楽しむ花火といえば

大きな花火大会は華やかで気分が爽快になるけれど、
友達や家族でまったり行う、小さな花火も好きだ。

地面に置くような花火は、火をつけてからみんなで
どうなることかと見つめる楽しみがあるし、
手にもって遊ぶ花火は、それぞれがいっせいに火をつけるから
いっせいににぎやかになる。

密かに想う人から火を分けてもらうとなんとなくどきどきしたり、、
花火に照らされるその人の顔がなぜがいつもとまったく違って見えたり、、

そして、花火の終わる瞬間、、それも最後の花火が消える瞬間というのは、
なんだか、不思議な趣がある。

最後の花火には、何を選んだだろう。
一番多く楽しんだのが、線香花火。
大きな花火大会は、一番最後にひときわ大きな花火があがるけれど、
自宅で行うと、最後は線香花火になった。
花火の中ではとびっきり地味なのに、消えそうになってまだ輝きつづける線香花火。
消える瞬間、いっしょに花火を覗き込んでいた、彼女の顔も見えなくなって

家の明かりがつくと、普段の顔に戻っていたり、、、そんな
不思議なアイテムが線香花火だ。

家族での花火は、線香花火とは別に一番最後には中国花火
(それも、3重の塔になるもの)でよくとりを飾っていた。
これは、箱型の花火で、最初は回転しながら回りに火花を散らすけれど、
一番終わりにぽんって、箱から塔が飛び出して、塔の中にはほの赤く
光が見えている、、そんな演出がある花火だった。

これも、一番最後には、なんだか不思議な気持ちになったものだ。
by stafy77 | 2004-07-12 21:28 | ひとりごと
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