何気なく地下鉄に乗り、優先席に座っていたら反対側に座っていたお兄ちゃんが普通の若い女性に席を譲っていた。
譲られたほうも、とくに「ありがとう」とか言葉を交わすわけでもなく、自然に席についた(ようにみえた) 怪我しているとか歳をとっているとか、すごく具合が悪そうには自分には見えなかったのだけれど、 そのお兄ちゃんは、「彼より席を必要としている」何かをその女性に感じとったのだろうか。 自分には出来ないことだなぁと感心した。 同じ電車で、おじさんが優先席側の連結機のほろの上のほうにやってきた。 後に続いて、携帯を持った男性がやってきたのだが、そのおじさんは、「すみません、私に近づかない」と声を出し、首にかけていたカードを指した。 携帯を持った男性は気まずそうに、優先席の近くから離れていった。 そのカードには「ペースメーカー使用」と書かれていた。 おじさんは「怖いんですよ」と優先席にいた人に弁明していたが、たしかに(最近は携帯メーカーも、よほど近づかなければ影響はないとか利用周波数からは影響ないとか言っているが)目に見えないものは怖いだろうなぁ。と思った。 違う電車(といっても都電荒川線なので路面電車だが)に乗ったときのこと、神社だかお寺だかの前を通り過ぎた瞬間に、年配の女性がさっとそちらに向かって手を合わせたのを見た。 お参りできないけれどせめて、ということなのだろうか。 よく、霊柩車を見たら親指を隠せとかいうけれど、その逆版である。流れ星に願い事するよりずっと確率は高そうである。 目に見えないもの。 相手が困っているかもというのを察する(理屈っぽく基準を作って考える)よりは、無条件に敬ったり大切にしたり、そこでさっとアクションをとれるのがかっこいい。
by stafy77
| 2007-12-10 16:16
| ひとりごと
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