蛙の声

仕事場の近くに田んぼがある。
今の時期は田植えが終わったか終わっていないかの季節だけれど、夜になると蛙の大合唱を聞くことが出来る。
周囲を田んぼに囲まれたあぜ道を歩いていると、前後左右からやかましいぐらいの蛙の歌が聞こえてくる。

人間の耳はすごいと思う。
右と左だけで、方向と音の大きさがなんとなくわかる。

真っ暗な田んぼの「このへんに蛙が」と思うと不思議な感覚である。

この臨場感は、ハイグレードなオーディオセットでも再現できまい。

どこかで鳴き始めたり鳴きやんだりの様は、ケージの現代音楽の「偶然性」というテーマに通じるところがあると思う

だが、自分が聞く他のサラウンド(生活すべて)の中で、例えば電車の中とかであまりそういう経験はしたことがない。
それは、夜の蛙が自分の体験した音の中では新鮮で洗練されているからかもしれない。
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by stafy77 | 2008-05-23 07:34 | ひとりごと
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