WACATE レポート その2

その2

 STEP2の最後に、どんな機能があるか一覧を
 作る作業を行った。
 (それらは、質問の答えを利用することになっていた)

 そして、STEP3では、優先度やテストに関わるその他要因も含めた
 テスト計画のドキュメントを。STEP4ではテストする範囲(内容/人員)をきちんと
 定義したドキュメントを作成し、
 STEP5でテストケース(またはその部分)を作成するという段取りだった。

 正直言って、自分はSTEP3と4でどのような事を行うのか、正直よくわかっていなかった。
 (他のメンバーもよくわかっていなかったかもしれない) 

 まずは、STEP2で作成した機能一覧に優先度づけを行うことが決まった。
 ユーザーにとってなくてはならない機能
 そこに不具合が発生した時のリスク
 この二つの要因を掛け合わせたものを数値化し、対象機能に設定した。
 
このあたりで、当初のタイムリミットがやってきて、
 全員に残りのSTEPが配られた。
 
 そして、4のSTEP課題に取り組むことになるのだが、
 4でも、いまいち何をするものなのかわからない。
 とりあえず、機能からテスト詳細に落とし込む前段階のケースをマインドマップで
 書き出すところから始まった。
 「発表時には、提出物は電子化すること」というルールが判明したため、
 お客様担当、係のメンバーは、これまで手書きで作ったドキュメントを
 電子化する作業に注力することになった。

 このあたりでは、(リーダーがタイムキーパーの役割もしていたのだが)
 あと●●分で××を!と言うも、進みはあまりよくなかった。
 
 そして、話が、どれぐらいの深さのテストを行うかというところに及んだ時
 だっただろうか。
 一番経験のあるメンバーが、商品の値段に言及した。
 「これは、高級な商品ではない!」
 
  高級な商品ではない。しかも、テストを行うにしてもギリギリの納期しか設定されず、
 おそらく、開発費にも余裕はない。(テストを行う費用の余裕もない)
 そして、安い商品を購入するユーザーも過剰な期待をしていないだろう。
 よって、テストは、時間の中で考えられる限度(かつ最低限かつ重要)な
 ものを実施する。

 「過剰品質」の考え方にも触れられた。

  そして、もうひとつ重要なこととして、発表のスタイルは、
 「お客さんの営業の人へのトークとして行う」ことに決めたことである。
 このトークの中では、戦略の過程やチームの強みは語られるが、
 複雑な資料について直接説明することは(必要に応じて)行わない。
 
  ここで、1980円という値段が決まり(最終的には980円になる)
 その価格で購入するユーザーが望む品質についての考察が行われた。
 この考察に基づいて決まった機能と、その前に優先度づけで決まった機能の差異が、
 自分にはよくわからず、混乱した。

  このあたりのプロセスはかなりの勢いで行われていた。
   
  さて、STEP4の成果物もだいたい完成し、見直しをしていた頃、
 (営業へのトークをするにあたって必要な情報はそろったと思われた)
 「実はSTEP3に4の内容が被っているのでは」と提案する人がいた。

  彼は、テストをする機能を絞り込むにあたり、もうすこし
  アカデミックで体系的な方法を検討していたようだが、
  「今の主目的は、高品質化ではなく、ニーズに合ったテストである
  と、反対意見を受けた。(ように見えた)
  (ここのやり取りは、正確ではないかもしれないが、彼はうーんと
  悩んでしまった(ように見えた)
  
   が、最終的にその日の作業を終了し、全員が席を立っても
  彼は座ったままだった。

   自分は彼の話を聞いてみることにした。


 
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by stafy77 | 2008-06-17 00:05 | ひとりごと
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