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せっかちなアジサイ

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毎年、若葉の季節が終わるころ、たくさんの雨雲たちが
西から東へ、旅を楽しみます。

彼らは、地上を眺め、うじゃうじゃと動き回る生き物が、
あわてて濡れないところに走っていったり、
ばさっと色とりどりの花を開くのをおもしろく眺めるのですが、

本当は、もう少し大事なお仕事をもっていました。
「お~い。春の気分はもうおしまい!これから暑い夏がやってくるぞぉ」

通り過ぎる山々の草木に声をかけていきます。
これを聞いて、雨が大好きなアジサイたちは、
ちょっとでも多く水を受け止められるように、かさの形に花を広げるのでした。

でも、中には雨雲の声を聞く前に花を開いてしまう、ちょっとせっかちな
アジサイもいるようです。
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by stafy77 | 2006-05-31 12:04 | ひとりごと

萌え~な癒しの空間。作って欲しいカフェは?

宇宙初(!?)のミリタリーカフェが京都に登場! | Excite エキサイト

新宿2丁目に女性客が増えてるってホント? | Excite エキサイト

自分はお話が苦手なので、女の子が隣に座るお店はあまり好きじゃない。
なんで、アナタと話しないといけないの。てな感じだ。
ずっと男の人とお話をする仕事をする女の子はすごいと思う。
女性はコミュニケーションする生き物だ。

そんなお店に比べると、男にとって喫茶店というのは基本的には一人になる場所である。
女の子は、恋人や、お友達とお話しするために喫茶店に行くけれど、
男同士が(仕事の話は別として)喫茶店に世間話をしに入るという絵はあまり浮かばない。

女性向けの(執事喫茶?)もあるらしいが、男が同席しないまでも
いろいろ話を聞いてくれるカフェがあったら、モテに行くホストクラブとは別で
人気が出ると思う(経営が成り立つかは別として)
って、そのあたり、占い師がマーケットを取っているのだろうが。

→ゲイバーが人気らしい。やっぱり話を聞いて欲しい女性がいくそうな。

喫茶店にとって、雰囲気というのは目的ではなく、空気でなくてはいけない。
それは、一人になりに行く人も、お友達とお喋りしに行く人も一緒だ。

古くはクラシック喫茶、ジャズ喫茶。メニューに工夫を凝らした専門店
最近は、コスプレ+何か のパターンで特徴を出すものが多い。
メイド喫茶に、ミリタリー喫茶。衣装を変えてできるものであれば、ありとあらゆるものが
コスチュームになるだろう。

+何かの部分で、最低限のコミュニケーションの個性を出すところに、
最近の喫茶店の傾向があるのかもしれない。
「お帰りなさい!ご主人様」
「お帰りなさい!お嬢様」

客にはそれ以上の介入はしない
(するところもあるが、「女の子と遊べる」お店はすでに喫茶店の名前を借りた風俗である。)

そんな距離感とイマジネーションを、楽しむところなのかもしれない。
もっとも、その距離感に関しては店員も同じことを感じるようで、
世の中にはひきこもりの人の自立支援を促すための喫茶店というのもある(店員がひきこもり)
店員の数には限りがあるわけで、こんなお店には、外に出られる引きこもりの人が
ささやかな話をするために行くのかな、と思ったりする。

こんな喫茶店があったら面白いというのは、
手話と筆記、ボディランゲージしか使えない喫茶店だ。
各テーブルには、簡単な手話のハンドブックがある。
面倒くさければ、手を上げて、注文リストを指差せばいい。

店内には余計な物音はない。
静寂が売りであると同時に、コミュニケーションと想像力に関して
一考させられる場になるのではないだろうか。

何故か。
それは、手話が、相手を見ないと通じない言葉だからである。
「お帰りなさいご主人様」は、相手が見ていなくても声が届けば使えるが、
手話は、相手を見ないと使うことができない。

相手へのメイド服とはまた違うイマジネーションが沸いて、面白いとおもうのだが。
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by stafy77 | 2006-05-31 00:00 | ニュース、イベント記事

2時間で子供服の下着シャツは乾くか?


家族を連れて、1日に4つものアウトレットモール、ショッピンングセンターを
かけもちでドライブに出かけることになった。
駐車場から出ようとしたときに、あっと思ったら、前の車と接触した。
何故か、前の車は壊れてしまったらしい。
カンカンで、「100パーセントあなたが悪いです!」などと言っている。
一緒に近くの警察に行くことになった。
変な警察官の指示で名前を書いたのだが、そこは何人かの生徒が試験を受けている
試験場のようなところだった。
これからどうなるんだろう。。
そう思ったところで、目が覚めた。

目が覚めた瞬間また、「やばい!」と思った。
充電器にさすのを忘れた携帯を確認したら時間は朝の4時丁度。
携帯を充電器につなぎ、洗濯機に急ぐ
昨夜、相方が「子供のシャツだけは明日着るから絶対に干してね!」と言っていたのだけれど
洗濯機を回したあと、相方と寝るのつきあったら、一緒に寝てしまったのだ。

気温は20度、湿度70%
エアコンを、暖房、除湿にして、風が通るところに洗濯物を干す。
果たして乾いてくれるか。
目は完全にさめてしまった。
いつもより寝起きが1時間早いだけだが
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by stafy77 | 2006-05-30 04:25 | 相方、子供、生活

子供と死別(ニュース記事より)

Excite エキサイト : 社会ニュース:乳児死亡で放置の両親逮捕 パチンコ中、車内に5時間

Excite エキサイト : 社会ニュース:「子供が1年前に火遊び」 3兄妹死亡火事で両親


子育てをしていて、子供を死なせてしまう。
こんな話を聞くと胸が痛くなる。
お腹に授かった子供を中絶というのもそうだし、
何かの事情で虐待してしまったというのもそうだし、
事故や病気によるものもそうだ。

そこには理由は関係ない。
自分は母親ではないからわからないけれど、
1年近くお腹に一緒にいて、それから1日中でも一緒にいないと育たなく、
(最近はごみみたいに扱い何の感情のわかない人がいることが取り沙汰されているが)
少なくとも、子供と過ごす年月を重ねるごとに愛情は増していくのだろうと思う。

亡くなった子供のご冥福をお祈りすると共に、
ご両親がゆっくりと心の傷を癒されていけることをお祈りします。

第三者の目になってみれば、
「躾、たばこ、パチンコ…などなど。ありとあらゆるものが
非難のキーワードになり、ネット上にいろんな文章の羅列を見ることができる。

なにかがいけなかったのかもしれない。
でも、それは当事者のみ知ることだろうと思う。
そして、当事者というのは亡くなった人とは違って今、生きている。
(人は自分の子供ならず、知人、友人、何かの関わりを持った人がもしその身に不幸があったときには、
「あの時自分がこうしていたら」と後から気持ちが沈んでしまうものだ)

自分は、このご家族と(事件を知ったこと以外)つながりを持たない。
いつも親しくしていて、お宅にお邪魔でもしていたら、
自分が気づいて進言していたら!と後悔しているかもしれないが

自分が思うのは、(子供を育てることになった身として)
わが子にどう接していけばよいのかということだ。

自分たちが遊びに行くのに子供をほったらかしておいたり、
危険物を近くに置いたり、危険な遊びをきつくいってやめさせることができないのは、
問題があるかもしれない。

でも、子供を失ってしまう危険というのは、他者に非難される理由であろうがなかろうが
子供を育てる身には常に付きまとうものであり、
それでも、もし何かあったときには、そっとしておいて欲しいと思うだろう。

このような事件や事故の報道を受けて、これは社会的に良くない!と提言をすることはいいが、
その提言が当事者に直接降りかかるというのは、苦しい世の中であると感じる。

追記 上述リンクの、パチンコをしていて子供を死なせた両親は、
保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されている。
公として、裁かれるべきところで裁かれ、一刻も早く罪を償って欲しいと思う。
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by stafy77 | 2006-05-29 11:49 | ニュース、イベント記事

「抱かれたい!」

ギャルが抱かれたいと思う職業は○○!! | Excite エキサイト


EXCITEでどこぞやの調査「ギャルが抱かれたい男」のランキングをやっていた。

抱かれたいといえば、時々雑誌で、抱かれたい芸能人××なんて特集を
やっていたきもするが。
「抱かれたい」
これは、結婚するわけでなく、真剣に恋愛するわけでなく、幻想を抱きつつ
(下品な話)エッチしたいという意味なのだろう。

ちなみに、男に、「抱きたい女ランキング」を作ってみても、
面白い結果にはならないだろう。上記の条件では、男はヤれれば、
相手はこだわらないからである。

(もちろん恋愛対象、結婚相手とつきつめれば、話は変わる)

さて、ギャルのなかで、抱かれたい一位が「ガテン系」とのこと。
体ががっちりしていて、している仕事がわかりやすく、現時点での手取り給料が多い。

ギャルが結婚相手に誰を選ぶとか考えているわけではないので、
(結婚相手なら違う結果が出るかというのも興味深いが)

生物学的に、一番根本的な魅力を相手に求めていることになる。
世の中がギャルとガテン系ばかりで、しかもギャルがみんな腰が軽かったら
日本の少子化問題なんてあっという間に解消される気がする。

(ギャルとガテン系の夫婦の子育てを支援するのがかなり重要だが)
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by stafy77 | 2006-05-29 11:47 | ニュース、イベント記事

週末、子供の変化

今週末は、横浜の実家に帰りました。
先週、冗談で、「またズーラシアに行くかも〜」って
親と相方に行っていたら、本気にされていらしく、
今週も行くことになってしまいました。
自分と、相方と、娘と、それに父。
今日のズーラシアは雨上がり。先週とうってかわってがらがらで、
外から見ることができる動物はほとんど見てきました
先週は、どこも頭の後ろの後ろ、という感じでしたので。
途中のレストランでお昼ご飯を食べたら、娘はベビーカーの中で爆睡。
仕方がなく、後半は(子供を起こさないように)大人だけが動物を見たのでした。

オカピ、娘は見逃しました。残念っ。

今週は、、
○ご飯の途中で「もっとちょうだい」の手の仕草を相方が教えてたら、
必死でそれをまねしているようでした。
○出産祝でいただいたDISNYのおもちゃ(ボタンを押すと音楽が流れる)
ものすごいお気に入りだったのですが、今まで自分でボタンを押すことはありませんでした。
今日見たら、自分でボタンを押していました。
○3本目の歯が生え始めたようです。
○時々、哺乳瓶を自分で持ち出しました。

×うんちが固かったのか?痔になりかけました
×食事のときの「いやいや」(食べさせる人やものによる)が激しいです。
×相変わらず早起きです。
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by stafy77 | 2006-05-28 21:00 | 相方、子供、生活

車内の風景

自分の欠点は以前も書いたけれど、他人への興味があまり持てないことだ。

規模の大きな飲み会など行くと、周りに親しい人がいなかったら非常に困る。
(ビジネスなのだろうが)なんであんなにお話できるのか、不思議でならない。
毎日通勤には2時間かかる。そのあいだには、かわいいと思う女の子がいっぱいいるはずだ。ひょっとしたら、ぐっとくる仕種をする人もいるかもしれない。
かもしれないというのは、自分が他人にあまり感心のないために、そんな人を見つける可能性が非常に低いからである。

じろじろと人を見るのはとても失礼なことだけれど、まるで見ないということも困る。
身近な人。例えば最近、相方のどんな仕種を意外に思い、お茶目だと感じ、嬉しく思い、それを口に出しているだろうか。

答えは、うーんって感じである。

しかし、悲しいかな目につくものもある。
何故か男女の親しげなのはやたら目につくのだ。

今日も、電車の中では中年のカップルが、馬鹿でかい声で、ず~っとエロビデオの話とか猥談を話していて、引いてしまった。(金曜遅くの山手線は変なカップルが多い気がする。)

あ、それから今の自分が目につくもの、ちっちゃな子供とその親の姿だ。
(この方面のアンテナは近年強くなっている)
しかし、金曜の深夜に、そのエロカップルの電車に乗り合わせてるような親子は、なんなのだろう。

こんなちっちゃな子なら、帰ってから寝て、翌日7時に朝食食べれるわけないし、早く寝れない事情があるのかなぁと思ってしまう。
この時間に車内で猥談が普通と思ってるわけではない。

ふいに、娘があと2ヶ月で1歳になることが頭に浮かんだ。
どうしよう。
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by stafy77 | 2006-05-27 00:12 | ひとりごと

テレビはぜいたく品♪

Excite エキサイト : 社会ニュース

2011年にテレビは、現行アナログから地上派デジタルへ。
これを機に、テレビを見ない生活というのもよいかもしれません。

というより、最近は10万もしないパソコンでいろんなことができる時代になったので、
あえて、テレビを買わなくても、(勝ち組じゃなくても)
携帯電話と、中古のPCと固定のネット環境なりあれば、
テレビやラジオ、CDプレーヤーなんて必要ないという、
パソコンが情報家電をひっぱる時代が来るのかもしれません。

現に、一人暮らしの人なんかはそういう人も多いような気がします。

「仲間」と「生活」っていうのはけっこう密接に関わってて
仲良しグループで
「ねね、今週の×××(テレビドラマ)おもしろかったよね!」
なんて盛り上がったら、おそらくみんなそのドラマを見てしまうのですが、

いかんせん、個人の価値観が変わってきていて、
自分は自分!人は人!と思う反面、個人で楽しいことをしても、
共有できないと寂しいこともあるわけです。

高いテレビを一人のために買い換えるよりは、ネットでもして、
趣味が合うところで、顔もわからん人とメールしているほうが楽しい!って
いう人も増えていくのかもしれません。
ほとんどお金がなくても暇さえあればできますので。

で、我が家は、
2011年になったら、きっとテレビを買い換えるでしょう
(逆に、それまでは何があっても買い換えないつもりです)
ついでに、ハイビジョンで撮れるビデオも買い舞えます。
(それまでには、テープからデジタルメディアで記録が主流になるでしょう)
で、レコーダーも買い換えて、、
何をみるって、面白い番組もなさそうなので、きっと娘のビデオをとって
じじばばに見せるという生活になるような気がします。
一人で楽しんでもつまらないです。 たぶん。

貧困層に無料でカラーテレビを配給計画 インド | Excite エキサイト

--インドでは、テレビを募集中。だそうです。
でも、インドはPALだから、日本のNTSCテレビを送っても、、なぁ。
(放送形式違い)
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by stafy77 | 2006-05-26 00:00 | ひとりごと

生活設計を立ててみる。

Excite エキサイト : 経済ニュース



フリーターが多くて困るというのは、正社員じゃないと入ってこない財源
というのもあるから?それとももっと奥がふかいのかしらん。
それはおいといて、そろそろ真面目に生活設計を立てなくちゃいけないかもしれない。

やりたいことはおいて置いて、どうやったら死ぬまで食い物に困らないか。

1 正社員で年功序列な会社に入る。→結婚して家族を養う→必要なお金は増えるが給料も増える→定年退職→年金生活

2 正社員で年功序列じゃない会社に入る→結婚して家族を養う→必要なお金は増えるが給料は伸びない(能力給でがんばる)→定年はないらしいが若いころより稼げない→年金生活

3  フリーター → フリーターとしてその道のスペシャリストに → 生活費の余裕は貯金に → フリーターを引退して貯金で死ぬまで生活

4 フリーター → その日暮らし → 。。。うーん

5 一生、稼いでくれそうな人と一緒になる。家のことをがんばる。困ったらパートとして働く

6 株取引などおうちでできるお仕事でとりあえず数億稼ぐ→引退

7 宝くじを当選させる。

8 実家暮らし → 正社員 → 親の面倒を見る。

9 会社を興す(経営する側にまわる)

10 大ヒット商品、小説などを作ってみる。

うーん。
安定が大きければ大きいほど、抱え込むものも大きい(いざというときに頼りにできるものも)

フリーターで、本当に一人でいて、死ぬときは(多分直前お金や健康で不便でるかもしれないが)
のたれ死ぬというのならある意味自由だけれど。
それ以外。例えば、親に生活を依存している人でも、いずれ親の面倒や一人になったときのリスクはある。
5は、とても楽ちんそうだが、金銭面以外の気苦労は計り知れないだろう。

やっぱり、、7かなぁ。
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by stafy77 | 2006-05-25 12:36 | ニュース、イベント記事

睡蓮( Nymphaea

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スイレンの花の精たちは、時期が来ると、
毎朝、明るくなる時間に、その白やピンク色のやわらかい花びらを水面にひろげ、
お日様の光をいっぱいに浴びます。
そして夕方暗くなると、そっと花びらを閉じて眠りにつくのでした。

夜明けとともに目を覚ました花の精たちは、スイレンの花の中で
大急ぎで、花をひらく準備をします。

びろうどのような花びら一枚一枚をきれいに磨き上げ、ちゃんと花粉がついているか確認し
最後に、明るくなるとともに、少しずつ花を開いていくのが花の精たちの朝の日課でした。
この開き方も、全体がふわぁっと開くようにしなければいけないのでした。

その年、池には、つぼみの形からいつまでたっても花を開くことが
できないスイレンの花がありました。

どんなスイレンの花の精でも、はじめて花を開くときにはかなり緊張をするものです。
もう花びらを開いている花の精たちは心配し、外から呼びかけました。

「おーい。外はとってもいいところだよ」
「温度も、明るさも十分!出ておいでよ」

しかし、つぼみの中の花の精は、なかなか出てこようとしませんでした。
そうして、何日か呼びかけを続けたあと
ある日、、といっても、お昼近くなっていましたが、ようやくそのスイレンの花が開きました。

出てきた花の精は真上のお日様をまぶしげに見上げました。

「ずいぶんと寝坊しちゃったわ。それにしても、こんなに開くのが面倒なんて」

そのスイレン、よくよく見れば、今年初めて開くのにしては、
花びらは真新しくつやつやしておりますが、細かいお手入れがいい加減なようです。

まわりのスイレンはそれを見て言いました。

「大丈夫。明日はもう少し早く起きればいいし、朝の仕事も慣れれば上手になるよ」

しかし、翌日も、、その翌日も、、花の開く時間は変わりませんでした。
その花の精はお寝坊さんで、それに、あまり器用ではない面倒くさがりな性格でした。

夜だって、そのスイレンは池の端っこで街灯の光があたるところにあったのですが、
とにかく、終い支度を遅くになってから始めるものですから、寝る時間も遅いのでした。
お日様が沈んでも街灯がつくから間違えてしまう、というのが花の精の言い訳でした。

そんなスイレンを周りの花の精は、最初こそ応援していましたが、やがて、
「あの子はなにをしてもぐずでやる気ないのね~」と、
内心ちょっとバカにするようになっていました。
でも、当の本人も、一生懸命やっているのに、何で出来ないんだろうと思っていたのでした。

そして、また時期が過ぎ。
花の精たちは、少しずつ、今年の花を終わらせはじめました。
最後に花を閉じるとき、花の精たちは
「また、来年!」
と、とびっきりの笑顔で挨拶をして、仲間としばらくのお別れをします。

最後に咲いた花の精も、お別れする花の精たちに
「また、来年!」
と返事をするのですが、微笑み返してもらえないのでした。

誰にも喜んでもらえず、どんどん周りから取り残されて、
花の精は悲しくなりました。
・・・いっそのこと、みんなと一緒に花を終わらせてしまいたい。
閉じた花の中でひとり、花の精は涙を流しました。
でも、最後に咲いた花は、また終わりの時期にはなっていないのでした。

そうして、またしばらく時期が過ぎました。
ある夜、スイレンの池のそばの道を、一組の親子が通り過ぎました。
「お母さん、スイレンってどんなお花?」
まだ、小さい女の子が聞きます
「スイレンはお水に浮かぶかわいいお花よ。ニンファっていって「水の女神」っていう
名前もついているのよ」
お母さんは答えました。
「わたし、スイレン見てみたいなぁ」
「残念。スイレンの時期はもう終わりだし、今は夜でしょ?スイレンは昼間しか咲かないの。また・・・」
また来年、と言おうとしてお母さんは言葉をとめました。
実際、その子と来年ここに来るのは、もう出来ないはずなのでした。

「見て!スイレン」
突然女の子が池をさしました。

そこには、今年最後のスイレンが、ただ一花、街灯の明かりに照らされて、
美しく咲いていました。
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by stafy77 | 2006-05-25 00:00 | ひとりごと