人気ブログランキング | 話題のタグを見る

出合いと別れは突然に、、、、


一週間ぶりに実家に戻ったら、
帰ってそうそうに、姉がこういった。
「聞いた?お父さんテレビ買っちゃったのよ。
先週、あんたたちが帰った直後に、
たま(猫)がテレビの裏にかまきり追いかけて潜ったでしょ?
それからテレビ映らなくなって。。
で、大騒ぎして、ハイビジョンの液晶32型の買っちゃったの。
ただ、届くのは次の月曜みたいだけれど」

この言葉を聞いて、非常に驚いた。
なんせ、我が家のテレビは、30年近く前のもので、
家具調も家具調、かなり骨董品なデザイン。
最近は、チューナーと、チャンネルの具合がだいぶ悪いので、
ビデオデッキのチューナーのモニターとして使っていたという代物なのだ。

つい先々週にも、
「お父さん、このテレビ買い替えないの?」って聞いたら
「いや、まだまだ使えるから」って
新しいテレビには、あまり興味のない風だったのだ。

たしかに、テレビは映らなくなったようなのだが、この急展開、
どういった風の吹き回しなのだろう。

さて、、、なんか、納得いかない。
(というより、せっかくのテレビ選び&到着の瞬間から蚊帳の外にされた)ので、
壊れたというテレビを再度、じっくり眺めてみた。
たしかに、テレビは映らなくなっているようだ。
ためしに、ビデオをバイパスしているアンテナを、直に
テレビに繋げてみる。。
あれ?映るじゃん。
っていうことは、ひょっとしてテレビは壊れていないんじゃ??
再度、ビデオを点検。
、、、あ。。。
よくよくみると、ビデオ背面のテレビ/ビデオ切替えようのスイッチ
(テレビのチューナーを使うか、ビデオのチューナーを使うかの選択)が
「切」のところに。。

それを元のところに戻すと、テレビはあっさり直ってしまったのだった。
。。。直ったことを、家族に言うべきか、言わざるべきか。
なんか、嬉しいような、かえってショックなような。
なんとも、いたたまれない気分になって、
まぁ、どうせ新しいの買っちゃったんだしと、家族に結果を話したのだが。

それにしても、あれほど、テレビ買わないと言ってた父親がなぁ。
(内心、買う喜界を狙ってたのかもしれないが)
媛と言うのは不思議なものだと思ってしまった。

30年、自分が見て育った古いテレビをこんなことで手放すのは、
ちょっと惜しいような気もするが。。。
by stafy77 | 2005-10-16 01:11 | 出来事
<< 新技術と高齢化社会 CD丸洗い >>