人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ドン・キホーテと情報過多

激安の殿堂『ドン・キホーテ』に長居してしまうワケ | Excite エキサイト

ある日、帰りがけに「紅茶買ってきて」と頼まれたとする。
目の前にある店は、よく見かける大手スーパーとドン・キホーテ
どちらに入るのが賢いか?
初めて入るスーパーで紅茶を探すには、陳列棚の上にある「紅茶・コーヒー」などの案内看板を探すのが簡単だ。
たいてい、これらの看板は入り口付近から見えるし、場所がわかれば後は途中を無視して一直線に目的に向かえる。
しかし、ドン・キホーテで目的のものを探し出すのは簡単ではない。
所狭しと置かれた商品が、目的の商品へのアクセスを阻むのだ。
商品=目に入る情報とすると、頭に入ってくる無視できない情報量は普通の店の何倍にもなるだろう。
これらは、強制的なフラッシュライトや音楽の洪水による快楽と同様に、一種の思考停滞状態を招くのではないだろうか。
刺激をずっと受け続けることにより、買い物そのものを楽しめる。ともいえるし、商品を買うに当たって、普段と同じような慎重さで
いられなくなるという可能性もある。
(店側としては、そのあたりも狙いなのだろうが)

ところで、ドン・キホーテの店内に長時間いた人が、お店から出た直後、屋外の音や光、目に映る光景は、入る前と同じと感じるだろうか。
by stafy77 | 2006-06-28 11:58 | ニュース、イベント記事
<< 危険な階段 娘が熱を出す >>