人気ブログランキング | 話題のタグを見る

13日目(制限された自由と好きなことについて)

アメリカに来て自分の内部に感じるのは、一種の「制限された自由」である。
ここに来ると家族とは離れ離れになり、日本の情報は一部制限され、
自分で好きに行動できる時間は限られ、物欲、食欲を満たすバリエーションも減る。

それは、日本にいてもそんなに事情は変わらないのだけれど、
こちらに来てからのほうが一人で過ごす時間が長いので
(もしかするとそれは自由が増えたことを意味するのかもしないが)
よけい、「制限された自由」について考えてしまう。

自由というのは、自分の好きなことができる範囲で自由という意味である。
好きなように動くことができるか否か。
集団行動が自分とマッチしていれば、それは自由であるし、
一人でいてもできないことがあれば、それは自由ではない。

じゃぁ、好きなことってなんだろう。


自分の好きなこと。
たとえば、ビデオや写真をどうやって撮ろうかあれこれ考えてやってみるのも好きだし。
くだらないものを集めるのも好きである。
新しいハイテク製品をみたらわくわくするし、
いろんな車に乗ってみたいなぁ。と思うのも好きである。
風の中をのんびり、自転車、自分の足で走るのも嫌いじゃない。

そして、それらは、時に誰かと一緒だったり、一人が良かったりする。

なにか、ものが欲しくなったとき、新しく興味がわくとき。
たとえば、「流行のもの」を知ったり持つことであまり自分は満足しないようである。
逆に、自分のこだわりを通して自己を主張するのも今はあまりしていない。
そういうモノやコトたちによる他者との繋がりを自分は求めているようで
実はあまり求めていないようである。

ネットでいろんな情報を集めて(失敗しないように)評判を聞いて、
いいよ!と言われたらあまり疑うことをしらない自分だけれど、
でも、自分の身近な人の「好きなこと。もの」について、インスピレーションの交換をするのは
とても、好きである。
例えば、、「この人はどんな音楽が好きなんだろう」・・・とか。

逆に、自分の好きなこと
そして、それについて語るということは、
本当は、とても個人的なことなのかもしれない。
by stafy77 | 2007-09-19 14:57 | アメリカ出張
<< 14日目 日付と曜日の感覚 12日目(アメリカのTV) >>