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ゲームから見る現実


 (おそらく)自分の生活の中では一種の転換期となるようなこの時期に、
 のんびりとゲームをやっていて思ったこと。
 ゲームの定義は広いが、とりあえず、モニターを使ってやるようなゲームということで。

 1.ゲームは面白い(熱中させる要素がある)
  熱中させる要素は、巧妙に仕組まれたものである。
 
  現実は面白い(熱中させる要素はゲームほどコンパクトにまとまっていない)
  現実は誰かが巧妙に仕組んだものか、、そうでないのか、はっきりしない。
 (全ては神の思し召しという人もいる)

 2.ゲームにはリセットという概念がある。やり直しがきく
  
  現実には、やり直しがきくと思うか、きかないと思うか、、
  それは、その人の考え次第である。
  (ただし、命を失うとやり直しはきかない)

 3.ゲームで命を張って遊んでいる人はそんなにいない
 
  現実には命を張っている人はいくらでもいる。

 4.ゲームでは一生懸命やった人が報われるようになっている
 
  現実では一生懸命やった人は報われたり報われなかったりするが
  一生懸命やらなかった人が報われることは、まずない。

 5.ゲームはルールが決まっている以上勝ち負けの判断が容易

  現実では、決まったルールが無いため、勝ち負けは自己判定にゆだねられる

 こうやって考えていくと、仮想的に人間が作り出したゲームとしての要素は
 現実の要素にすっぽり内包されるものであり、別にゲームが現実であっても
 かまわないし、現実がゲームであってもおかしくはない。
 (肉体を活かすための必死さという問題では、とうていゲームは現実にはかなわないが)

 自分の会社の問題点は、
 関わるメンバーが他の仕事があったり、ほかの事で生計を立てることが出来たため、
 「必死になる」ことがないのが最大のウィークポイントだった。

 ゲームでも現実でもそうだが、
 必死になって、うごき、必死になって考えることで、活路を見出すことができる。

 そして、現実にしかできない事として、
 自らが価値観やルールを自分に認める、または提供することで、
 社会を変えていくこともできる。

 
by stafy77 | 2004-08-12 18:43 | 問題解決
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